もうすぐ春ですね♪『立春』
先週は2月らしい寒さを感じてスタートしましたが今日(4日)、『立春』を迎え、まるでそれに合わせるかのように全国的に気温が上昇。北陸地方では早々に春一番が観測されたとのことです。
ただし、その後は再び寒さが戻りますので油断はできません。
これから当分の間は、「寒い日」と「暖かな日」が周期的に繰り返されるいわゆる「三寒四温」のシーズンです。
日ごと、昼夜の寒暖差が10℃を超えると私たちの体は調整が追いつかなくなります。
そこで出てくるのが、たとえば、「膝」、「腰」、「肩」など関節の痛み。
この三箇所の痛みは『三大関節痛』と呼ばれ、厚生労働省の調査でも、中高年が抱える不調の上位にあります。
また、近年、問題となっているロコモティブシンドローム(運動器症候群。以下、ロコモ)とは、運動器の障害によって「座る」「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態のことです。運動器とは、骨や関節、軟骨、椎間板、筋肉だけではなく、脳から出た指令を伝える脊髄などの神経も含めた「体を動かす仕組み」の総称です。
運動器が衰えて機能に障害が起こると、立ったり歩いたりといった、日常生活を送るうえで必要な動作に支障をきたすようになります。「運動器の障害(ロコモ)」と「生活習慣病の予備群(メタボ)」は、相互に影響しあい、やがて介護が必要な状態を招く重大な問題です。
日頃から、ロコモ対策、メタボ対策を心がけましょう。