季節の変わり目を快適に!

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「暑さ寒さも彼岸まで」と安堵したのも束の間、彼岸の入り(3月18日)から彼岸明け(3月24日)にかけて、各地で急激な天気の変化と気温差が発生しました。

たとえば、東京都では22日に最高気温23.9℃と5月上旬並の暖かさを記録しましたが、24日には最低気温1.9℃と“寒の戻り”という言葉どおりの寒さとなりました。その差は実に22℃!

一日の寒暖差も10℃以上となった日が多く、花粉症の方はなおさらのこと、今ひとつ体調がすぐれなかったという方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?

急激な気象・天気の変化が原因で肩こりや関節の痛み、めまい、頭痛、倦怠感、精神的な不安感などが起こることが現在では分かっています。

民間伝承と思われていたこれらの症状ですが、近年、科学的な検証が進み、気圧の変化が体調に影響することが証明されました。
※参照:佐藤純『気象変化による慢性痛悪化のメカニズム』

天気による気圧の変化に反応しているのは耳の奥にある“内耳”。
内耳には身体のバランス感覚を保つために外リンパ液と内リンパ液があり、この2つを隔てる膜が気圧センサーになっていると考えられます。

気象病・天気痛とは、内耳の気圧センサーが過剰反応することが原因。
つまり、内耳と近接する脳の自律神経(交感神経と副交感神経)にその乱れが伝わり、頭痛や古傷、持病の痛みを呼び覚ましたり、めまいや気分の落ち込みといった不調を引き起こすと推察されます。

また、気圧の変化によって血管の膨張と収縮が繰り返され、頭痛や心拍数の乱れのみならず、気づかないうちに血管自体を痛めてボロボロになるという心配もあります。

  • 天気の変化に敏感
  • 天気によって気分の浮き沈みがある
  • 体調の変化で雨が降るのが分かる
  • 雨が降る前に眠気やめまい、頭痛を感じる
  • 季節の変わり目に病気にかかりやすい
  • 乗り物酔いをしやすい
  • 肩こりがひどい
  • 運動不足

これらに該当する方は、気象病・天気痛の可能性があります。
やがて慢性的な生活習慣病を引き起こさないためにも、ラジオ体操程度の無理のない運動や規則正しい生活を心がけ、自分に合ったサプリメントを利用して気象病・天気痛を乗り切り、気持ちの良い春を楽しみましょう。