イカサマツタケとのたたかい

松茸

きのこの王様である松茸(マツタケ)の人工栽培は、いまだに世界で実現していません。それなのに、マツタケの名を借り、詐欺的な商法で知識のない生産者に莫大な投資をさせ、お金をだまし取る手口があります。アイ・エム・ビー(iMb)では、いわゆる「マツタケ商法」で、使われるきのこを「イカサマツタケ」と呼び、生産者に注意を呼びかけてきました。

ある業者が「人工栽培融合マツタケ」というきのこを発売したことが、マスコミを賑わせていた時期があります。業者はマツタケ菌とシイタケ菌を掛け合わせたとしています。形はマツタケに見えないこともありませんが、実態はシイタケ。しかしメディアで紹介されたことで、「融合マツタケ」は全国的にも知られる存在となりました。

アイ・エム・ビー(iMb)は、食材としての「融合マツタケ」自体がダメと言っているわけではありません。マツタケではなく、シイタケだと消費者が理解し、食べる分には、何ら問題はないと思っています。

問題は、「融合マツタケ」、つまり「イカサマツタケ」を使って、栽培者に高額な投資をさせ、お金をだまし取ろうとする悪徳業者です。アイ・エム・ビー(iMb)へも被害者から、「助けてほしい」と相談がされたことがあります。

悪徳業者の手口はこうです。

  1. イカサマツタケを少量だけ栽培。
  2. 市場に流して話題性をつくる。
  3. マスコミに取り上げさせて知名度を高める。
  4. 高額で取引されたことやマスコミで取り上げられたことをエサに、まことしやかな説明書をつくり、栽培希望者を募る。
  5. これにひっかかった栽培者や団体と契約を締結し、イカサマツタケの栽培プラントと栽培技術料をせしめる。

悪徳業者の詐欺的な行為に気づいた時は、多くの負債を抱えています。業者は多くの偽名を使い分け、複数の会社を絡ませることで、刑事事件としての立証を難しくさせています。過去には海外に逃亡しているケースもありました。

先にも述べましたように、マツタケの人工栽培は極めて難しく、数多の栽培家、研究者が挑戦していますが、いまだに成功していません。イカサマツタケは、あくまでシイタケ。一時の話題性があったとしても、投資に見合うリターンが得られるはずもなく、破産してしまう生産者も多いです。

iMb研究所と看板

アイ・エム・ビー(iMb)はきのこ生産者として、きのこを詐欺的商法に利用する行為に強い怒りを感じます。一人でも「イカサマツタケ」の被害者が出ないように、これからも「マツタケ商法」に対する、注意を喚起していきます。