松茸が作れそうな男

松茸栽培に挑戦する岩田社長

きのこ栽培をしているものとして、きのこの王者である松茸(マツタケ)の人工栽培実現は夢。アイ・エム・ビー(iMb)代表の岩田眞人も、挑戦者の一人です。

これまで、たくさんの栽培家、研究者が挑んできた松茸の人工栽培ですが、いまだに成功した人はいません。「松茸栽培に成功まであと一歩」。そんな発表から10年は経ったのに、いまだに成功の声は聞けません。それほど、松茸の人工栽培は難しいのです。

岩田は「できないと言われているものが、できたら面白い」と探究心をくすぐられ、松茸の人工栽培に挑みました。

マツタケはシイタケとは異なり、「菌根菌」と呼ばれます。生きた木(赤松など)の根に寄生し、栄養のやり取りを行わなければ、きのこを発生しないと考えられています。

人口松茸栽培の実験

菌根菌は樹木との共生関係にあると言われていますが、その関係性はいまだに解明されていません。そのため、菌根菌は人工の培地を用いて菌糸を増殖させることは可能ですが、子実体(きのこ)を形成させるのは難しいと言われてきました。

岩田は農学博士であり、工学博士です。さらに、アイ・エム・ビー(iMb)では実際にきのこを大規模に栽培しています。科学的な知識と、生産者である経験を強みとしながら、マツタケの菌糸までは安定的にできるようになりました。増殖も速くなり、子実体の原基もでき始めています。「もしかしたらできるのでは」との期待も生まれています。

将来、福岡・朝倉の地から「松茸の人工栽培成功」の報が聞かれるかもしれません。