きのこはダイエットにも効果あり!

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十年ほど前から話題になり、今やダイエットに効く成分の筆頭格として定着しているキノコキトサン。
皆さまもよく耳にしていらっしゃるのではないでしょうか。

もともと、キトサンは、カニやエビなど甲殻類の殻から得られるキチンという物質をアルカリ処理し、精製された多糖類の1種で、動物性の食物繊維です。甲殻類の硬い殻や、イカの軟骨に存在する成分なので、食物として体内に直接取り入れるのは難しく、サプリメントなどで摂取しない限り、効率よくとることができません。キトサンを使用した食品は、特定保健用食品に許可されているものもあり、健康に効果があることは膨大なデータから科学的に証明されています。
 

では、実際にキトサンが脂肪を排出したり、余分なコレステロールを抑制する作用についてご説明したいと思います。私たちの体に脂肪が生まれるのは、肝臓で作られる胆汁酸が、消化管で食物由来の脂質に吸着し、消化吸収を促す働きによるものです。血中コレステロールが原料の胆汁酸は生成後、胆嚢に一定量蓄えられています。そして、胆嚢から働きに出され、役目を終えた胆汁酸は小腸で回収されて再び肝臓に戻ります。しかし、この一連の循環にキトサンという成分が入ると、胆汁酸が小腸でキトサンと吸着し、そのまま便として体外へ排出されます。その結果、胆嚢タンクに蓄えられた胆汁酸を一定量に保つため、肝臓は新たに胆汁酸を生成しなければならず、原料の血中コレステロールも減るというわけです。
 
食物脂肪を体外へ排出し、血液中のコレステロールの減少にも働く2つの効果。これにより、キトサンがダイエット食品として名を馳せたのです。また、キトサンはプラス荷電ですので、脂質以外にも、体内の余分な塩分やマイナス荷電の重金属、有害微生物やウィルスなどとも結合し、血圧の上昇を抑えたり、免疫機能を高めたり…ダイエットだけでなく多岐にわたる効果があると言われています。

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上記のような動物性キトサンが一般的ですが、実はきのこにもキトサンは含まれており、「キノコキトサン」と呼ばれています。動物性キトサンと異なる点は、きのこ由来の有用成分、β-グルカンが豊富な植物性食物繊維であるということです。甲殻類アレルギーを持つ方でも安心してお召し上がりいただけます。シメジやエノキダケ、シイタケ、マイタケなどの食用きのこから抽出された「キノコキトサン」。きのこですから、食事でとることもできますが、きのこに含まれるキノコキトサンの量はごくわずかで希少な成分。やはり、体感性を求めて効率よくとるならサプリメントがおすすめです。
 

アイ・エム・ビー(iMb)では長年培ってきたきのこ栽培技術を活かして、さまざまな面からきのこを研究し、皆さまの健康維持のお役に立てるよう日々努力を重ねています。