山伏茸(ヤマブシタケ)

山伏茸

サンゴハリタケ科サンゴハリタケ属の食用きのこ、山伏茸(ヤマブシタケ)。夏の終わりから秋にかけて、クヌギ・ミズナラといった広葉樹の枯れ木や倒れた木に自生します。日本や中国、北アメリカなど、北半球の温帯より北に分布しており、各国で人気の食材です。

中国では珍味のひとつとして、宮廷料理用に重宝されていました。味や香りにクセがなく、ふんわり柔らかな質感と、しっかりとした歯ごたえを持っています。山伏茸から取る出汁も美味しいので、スープなどの汁物にもおすすめです。山伏茸の名前の由来は、見た目がふさふさしていて、山伏(野山で修行を行う僧侶)が着る衣装の、胸部についている丸い飾りに似ているためと言われています。また中国では、小猿の頭に似ていることから「猴頭菇(ほうとうくう)」と呼ばれています。
 
そんなきのこらしからぬ姿の山伏茸ですが、昔から食用としてだけでなく生薬としても親しまれてきました。山伏茸に関するさまざまな研究が進む中で、最近特に注目されているのが、ヘリセノン。ヘリセノンは脳を活性化する成分で、学習能力や記憶に関するネットワークの成長を促す作用があり、認知症の改善に高い効果が見られるという研究結果が出ています。現在、ヘリセノンが発見されているのは山伏茸だけであり、他の食物からは摂取することができません。他にも体の免疫力を高めるβ-グルカンを豊富に含んでいるので、毎日の健康維持に役立ちます。
 
山伏茸栽培

アイ・エム・ビー(iMb)では、自然で採れる量が少なく貴重といわれている山伏茸も、長年培った栽培技術を生かし、完全無農薬で自社栽培しています。