夏の不調、みなさまご注意を!
令和になって初めての梅雨は異例づくし。
九州北部、四国をはじめ西日本では25日現在も梅雨入りせず、過去、最も遅かった記録を更新。
豪雨による災害が起こらないことを願う一方で、雨が降るべきときに降らないのは水不足や異常気象、農作物の不作など私たちの生活を脅かすことにつながります。
夏の高温多湿は、人体に与えるダメージも大きい上に異常気象が重なればさらに体調は崩れやすくなります。
梅雨とともに天候の変化が激しい6月から年間で暑さが最高に達する8月までに注意すべき体の不調をまとめてみました。
☆6月
気分の落ち込み:最近は「5月病」より「6月病」を訴える人が増加中
気象病・天気痛:気圧の急変が自律神経を乱し、めまい、頭痛、古傷、関節の痛みを誘発
花粉症:イネによる花粉症
☆6月~8月
熱中症:毎年、大災害並みの患者数。水分・ミネラル分などの補給と高温に用心
紫外線:シミ・シワ・たるみ・脱毛のみならず皮膚がん、失明に至る眼病の原因
金属アレルギー:発汗の多い季節。腕時計、ピアスなどによる金属アレルギーが多発
皮膚疾患:虫刺されや白癬菌によるインキンタムシ・水虫。予防法・治療法を間違わずに
☆7月
夏太り:体力が落ち食欲がないのに体重が増える!?
脳卒中(脳梗塞):ドロドロ血液が招く脳梗塞。睡眠時と起床後2時間以内が特に多い
感染症:ウイルスや細菌による食中毒、プール熱、手足口病、咽頭炎など
☆8月
夏バテ:猛暑と冷房の効き過ぎの繰り返しで体力はさらに消耗
睡眠不足:寝苦しさと生活リズムの乱れによる睡眠不足。病気のほか事故などの原因にも
レジャーにおける危険:遭難対策は無論、天候の急変、虫刺され、有毒動植物に要注意
明るく楽しい夏を満喫していただくためにも、十分に注意して過ごしましょう。