新時代の幕開け 令和の大嘗祭 【大嘗宮の儀】

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大嘗祭の中心的儀式「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」が14日の夕方から始まり、15日の午前3時15分頃に終わりました。

儀式の途中、帳は閉じられ中身は公表されない「秘儀中の秘儀」で私たちは様子をうかがい知ることはできません。
 
しかし、始まる前に舞台となる大嘗宮で、「脂燭(ししょく)」の炎に照らされ、ご祭服をお召しになった天皇陛下、白い十二単という装いの皇后陛下のお姿は誠に幻想的で、まるで“古代の世界”に引き込まれるような神秘を感じました。
 
国家と国民の安寧や五穀豊穣をお祈りになる大嘗祭は、飛鳥時代の673年に即位した天武天皇の時代から始まったと言われており、実に1300年以上も昔の秘事が現代に承継されていることに驚きを禁じえません。またそのような世界でも稀なる伝統を守り続ける我が国、日本。
 
令和の新時代、大嘗祭が日本から世界平和を願う祈りとなり、私たち一人ひとりがその実現に向けて努力したいと思います。