前兆を見逃してはいけません!重病のサイン

今回はがんや心疾患、脳卒中などが重症化する前兆として現れるいくつものサインをまとめました。
肩こりも頭痛もいつものこと。ただ疲れているだけ…。そんなふうに思っていませんか?
日常でこれらの小さな症状を注意深く観察している人など、ほとんどいないのではないでしょうか。
ところが、これが命に関わるサインかも知れないのです。
★がん
ひとくちにがんといっても、その種類はさまざま。しかも、必ずしもがんができた部位に初期症状が発生するとは限りません。二の腕が痛い、鬱っぽい、身体の内側がかゆいなど、思いがけない症状が、がん発覚の鍵になります。
・肺がん
肺の上にがんができた場合、神経が圧迫されて二の腕や首周りに痛みが出ることがあります。そして、肺がんの第一の前兆と言えるのが咳。1ミリ程度の早期がんでも、空咳が出たり、咳から変な音が鳴るようになります。
□ 肩の骨が痛い
□ 首の周囲がむくむ
□ 空咳が出る
□ 喉からヒューと音がする
□ 二の腕が痛い
□ 声がかすれる
・胃がん
胃が不調ですと、治癒機能が働かず、新しい細胞がつくられないため舌苔が蓄積します。進行するにしたがい黄色くなり、さらに黒色になっていきます。また、胸やみぞおちが痛むのも胃がんの前兆です。
□ すぐにお腹がいっぱいになる
□ 飲み込む時に痛みが走る
□ 胸やみぞおちが痛む
□ 食べ物が喉にひっかかる
□ 舌苔が黒い
・大腸がん
大腸に異常があると、便が細くなったり、下痢、血便などの症状が出ます。
□ 便のキレが悪い
□ 痔持ちである
□ 血便が出たことがある
・肝臓がん
鏡を見て白目を観察してみましょう。もし黄色味を帯びていたら肝臓がんの恐れがあります。肝臓から腸への胆汁の流れが悪くなり、胆汁の成分が血液に吸収され、白目に黄疸症状が出るためです。
□ 白目が黄色味を帯びる
□ 尿が泡立つ
□ よく発熱を起こす
□ 何となく身体がだるい
□ 脇腹が痛む
□ 身体の内側がかゆい
・膵がん
初期症状がほとんどなく早期発見が極めて難しい膵がん。しかも、一部の初期症状は肝臓がんと被るため、身体のSOSを見逃してしまうことが多々あります。
□ 鬱っぽい
□ お腹にガスが溜まる
□ 便の色が白っぽい
□ 脇腹が痛む
□ 身体の内側がかゆい

★心筋梗塞
高血圧、高脂血症、肥満などの生活習慣病がもとで引き起こされる心筋梗塞。場合によっては死に至る病気ですが、特徴的な初期症状が多くあります。
□ 冷や汗が出る
□ 味を感じにくい
□ 肩こりが続く
□ 歯や顎が痛い
□ 胸痛で目が覚める
★脳梗塞
脳の細い血管が詰まって起こる脳梗塞をラクナ梗塞と言います。
ラクナ梗塞は“プチ脳梗塞”とも呼ばれ、この時点で初期症状を自覚することができれば早期に治療することが可能です。
□ 視力の低下
□ 左手にしびれ
□ バランス感覚が悪くなる
□ 言葉が出にくい
□ 起床時に妙な違和感(特に手足の違和感)
★脳出血
血液がドロドロになると、血管がもろくなります。もし、これが脳血管で起きてしまった場合、脳出血へとつながり、突然死に至ることもあります。
□ 関節部分が黒ずんでいる
□ 最近、乾燥肌になった
□ 爪の付け根が黒い
★くも膜下出血
脳の血管にできた動脈瘤が破裂するくも膜下出血は、基本的に前兆がありません。そのため、ちょっとしたサインを見逃さないことが早期発見のポイントです。
□ 頭痛持ちだ
□ 首の後ろに違和感がある
★肝硬変
肝臓が硬く小さくなり、肝機能が一気に低下する肝硬変はお酒好きの大敵です。
「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓で気づかないまま悪化し、肝硬変という病気になったときには身体に異変が現れます。
□ お酒が急に弱くなる
□ 肋骨下の右腹が肥大化
□ 肋骨下が重たい
□ 手が赤くなる
□ 足の筋肉がよくつる
★腎不全
腎機能が低下すると、腎炎などの腎不全を発病し、命の危険さえ出てきます。腎不全の初期症状を見極めるポイントは尿です。尿が普通とは何か違うと思ったら、腎不全を疑いましょう。
□ 尿の出が悪い
□ 血尿が出ることがある
□ 尿に白い破片が混じる
□ 下腹部や背中に痛みを感じる
★糖尿病
糖尿病ならではの初期症状といえば、口渇や多尿、多飲が思い浮かびますが、それだけとは限りません。糖尿病のサインにはもっと些細なものもあります。
□ 甘いものが好きになった
□ 食欲が出てきた
□ 吹き出物が背中にある
□ 爪が真っ白になった
□ 上半身だけ汗をかく
□ ゴムのような匂いの尿が出る
□ 喉がよく乾く
★認知症
認知症には、さまざまな初期症状が見られます。一般的には、もの忘れがひどくなるということが言われていますが、身体そのものにも変化があります。
□聴力が低下した
□歩くだけで息切れする
□歩く速度が遅くなった
□歩幅が狭くなった
どんな重病にも何かしらの前兆はあります。気づきにくい些細なサインに気づけるかどうかが分かれ道です。
何より大事なのは日頃の生活習慣を見直し、早期発見より、まずは病気にならないことが重要です。
当然ながらこれに勝る予防方法はありません。